最新のしわ治療について 「しわ」そのものに対する治療だけでなく、顔全体の構造にアプローチする最新の「しわ」治療とは?

しわ治療の種類

クリニックなどで医師が行うしわ治療には、
ボツリヌストキシン製剤やヒアルロン酸注入材を用いた注射による治療、
レーザー、手術、などのさまざまな方法があります。
このページでは、患者さんの負担が少ない “レーザー”と“注射”による治療についてご紹介します。

まずは専門医によるカウンセリングを受け、
ご自身のしわのタイプにもっとも適した治療を受けることが大切です 。

※ボツリヌス治療・ヒアルロン酸注入は保険適用外のため、患者様同意のもとに行われる自由診療となります。

レーザーによるしわ治療

特徴
レーザー治療では、皮膚の表面を擦過(こする)ことによって、
皮膚の持つ再生機能(ターンオーバー)を促す治療が行われます。
気をつけること
人により、多少の腫れや赤味を伴うことがあります。
治療に使用されるレーザー装置は多種多様です。自分の希望などを医師と細かく相談しましょう。

注射によるしわ治療の種類

ボツリヌス治療

特徴
しわの原因となる筋肉をリラックスさせることで、しわをできにくくする治療法です。
主に筋肉の収縮によってできる眉間[みけん]をはじめとする表情じわの
治療に適しています。
効果と持続時間
一般に、2 ~ 3 日後から徐々に効果が現れてきます。
その後1 ~ 2 週間程度で効果は安定し、3 ~ 4 ヵ月程度持続した後、
数週間かけて徐々に消えていきます。
注射をする部位
眉間[みけん]のしわの治療が目的の場合、その原因となる皺眉筋(すうびきん)と
鼻根筋(びこんきん)に投与します。
皺眉筋は、しわの現れ方から筋肉の位置を特定し、
通常は左右2 部位ずつに注射します。
鼻根筋は両眉頭の間あたりに位置し、通常はそこに1 部位注射します。
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気をつけること
薬剤の効き過ぎにより、筋肉が必要以上にリラックスすることで
眉毛が下がったり、まぶたが重くなることがあります。
ただしその場合でも、半月から1 ヵ月程度で症状が消えることがほとんどです。
ボツリヌストキシンに対する筋肉の反応性は個人差があるので、
過去に注射して効きすぎた経験がある場合は、
医師にその旨をしっかりと伝えて、
注射してもらう量を調整してもらうようにしましょう。

ヒアルロン酸注入治療

特徴
しわを埋めたり溝を盛り上げたりするために、
皮膚にヒアルロン酸を注入する治療法です。
日頃のお手入れで取ることの難しい、
老化によってできた深いしわの治療に適しています。
効果と持続時間
2 ~ 3 日はふくらみ気味になることがありますが、
約1 週間程度で自然な仕上がりに落ち着きます。
その後、製品や注入部位によって異なりますが、
治療効果は6ヵ月~1年程度持続し、徐々に消えていきます。
注射をする部位
顔の皮膚表面にあるしわや溝に注入します。
最近では、しわや溝の直下だけではなく、中顔面(目の下から口付近まで)に、
少量ずつヒアルロン酸を注入して、顔全体の印象を改善する治療も行われています。
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気をつけること
注入部位の血行がよくなると、
腫れ、赤み、かゆみが出たり増したりすることがあります。
そのため治療後24 時間は、飲酒、激しい運動、長時間の日光浴、サウナなど
高温の場所に長時間いることなどは避けて下さい。
また、しばらくの間は必要以上に注入部位を触らないようにし、
顔のエステは最低1 週間は行わないで下さい。
歯の治療や顔をうつぶせてのマッサージなども
しばらくの間避ける必要があります。
痛みや赤みが気になる時は、注入部位を冷やすことで
少し抑えることができます。メイクは数時間後から可能です。

※国の承認したボツリヌストキシン製剤によるボツリヌス治療や日本で製造販売承認を取得したヒアルロン酸注入材による施術は、規定の講習セミナーを受講した医師のいる医療機関でのみ受けることができます。重大な合併症などのトラブルを避けるためにも、十分な知識と技術を習得した医師による治療を受けることが不可欠です。

※ボツリヌストキシン製剤や皮膚注入材の成分にはさまざまな種類があります。日本の厚生労働省に認可されている製剤もありますので、使用する薬に関して疑問やリクエストがある場合は、事前に医師、看護師、スタッフに相談して下さい。

新しいしわ治療法の考え方

注入によるしわ治療では、新しい治療法が生まれ、広がっています。
新しい治療法は、顔全体の構造と老化のメカニズムに注目することから生まれました。
深いしわや溝、たるみなど、顔にあらわれる老化現象は、皮膚だけではなく骨格や、筋肉、皮下組織を含む
顔全体の組織の構造が、加齢で立体的に変化することによって起こります。
そこで、できてしまったしわに対して、そのしわそのものを内側から埋めていく従来の方法ではなく、
しわができる原因となる周囲の組織に注入治療を行うことで、顔全体の印象を立体的に改善し、
自然な仕上がりを目指す治療法が誕生しました。
この治療法には、下記の3つのメリットがあります。
  1. 1 少ない注入量
    注入量を少量に
    抑えることができます。
  2. 2 自然な仕上がり
    顔全体の構造を考慮して
    いるため、より自然に
    顔全体の印象を改善します。
  3. 3 短いダウンタイム
    施術後、日常生活に戻る
    期間が短くて済みます。

医師が顔全体のアセスメントを行ったうえで、治療による効果が期待できると判断した場合に行います。
あなたがどのような治療を行いたいのか、医師にきちんと希望や疑問を伝え、
十分に相談することが大切です。

国内で承認された医薬品か確かめましょう

医薬品には、厚生労働省が承認しているものと、承認をしていないもの(未承認品)があります。
未承認品は危険とは言い切れないものの、国内で承認されている医薬品・医療機器と未承認品の間には、
「責任」や「保証」という面で、大きな違いがあります。
注入治療にもさまざまな薬剤や方法がありますが、安全性や効果に関する説明をきちんと受けましょう。

日本の厚生労働省が承認した薬剤には、日本人が使用した際のデータなどが豊富にあり、
管理方法なども徹底されています。
クリニックや医師の評判だけでなく、医薬品についても注意し、
疑問やリクエストがあれば医師に相談しましょう。

国内で承認された医薬品・医療機器 未承認品
効果 日本の基準* で効果が確認されている 外国で効果が認められている場合もある
が、詳細が不明なものもある
安全性 日本の基準* で効果が確認されている 外国で効果が認められている場合もある
が、詳細が不明なものもある
保証 国の医薬品副作用被害救済制度の対象となる(※認められている使用目的で使用された場合、かつ医薬品の場合) 国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となる
国内での
使用許可
国が認めた医薬品・医療機器がある場合、その医薬品・医療機器のみ国内での使用が許可されている 国が認めた医薬品・医療機器がある場合、国から認められていない医薬品・医療機器の使用は、国の規制上許可されていない
品質管理 医薬品・医療機器がクリニックに届くまで、製薬企業(製造販売会社)によって医薬品医療機器等法に基づいた基準に従った品質管理が行われている クリニックに届くまでの輸送ルートや品質管理の状況など不明瞭な場合が多く、責任の所在が分からない
製品に対する
フォロー
製薬会社から製品についての情報の集積・管理、医師への情報提供や教育などのアフターフォローが行われている 製品へ責任を負う会社が存在しないため、製品についての情報管理や情報提供などは行われていない
医師の責務 医師の適切な判断に基づき、治療を受ける本人の同意のもとに使用する あくまで医師個人の責任において使用される

* 厚生労働省が定めた承認の基準

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